【ゲーム】Destinyに登場する地球外文明 フォールン編

こんにちは、ナツです。

今回もFPSゲーム、Destinyについてです。題名が地球外文明となっていますが、今回はエイリアン種族の中でもフォールンについてまとめてみます。

フォールン

Destinyの世界に存在する敵対エイリアン種族、フォールン。四本の腕と四つの眼が特徴のヒューマノイドタイプの異星人。彼らは衰退した地球文明の遺物を漁りに来た宇宙海賊のような文化を持つ。かつては輝かしい宇宙文明を築いていたと推測できるが、母星の荒廃とともに誇りと栄光を失ったと考えられる。厳格な階級社会とハウスと呼ばれる派閥に分かれていることが知られている。太陽系各地に散らばるフォールンの各ハウスは黄金時代の人類の遺産のサルベージを通して自己の強化を図ると同時に常にシティに侵攻することを企てている。地球では最もメジャーなエイリアンであり幾度も人類と戦争をしてきた。地球の多くの領域を支配するフォールンハウス、ハウスオブデビルズはシティにとって最も身近な脅威である。

ハウス

フォールンはハウスと呼ばれる派閥に分かれている。左上から右に向かってハウスオブジャッジメント、ハウスオブウルブズ、ハウスオブエグザイル、左下から右に向かってハウスオブデビルズ、ハウスオブウィンター、ハウスオブキングスのハウスフラッグ。各ハウスに所属するフォールンはハウスフラッグのカラーに合わせた装備を身につけている。

ハウスオブデビルズ

地球に拠点を置くハウス。旧ロシアには彼らの重要拠点であるデビルズ・レイヤーがある。人類との間に幾度も戦争を起こしてきた。ロンドンの破滅に関与し、かつてのガーディアンとトワイライトギャップの戦いも引き起こした。また、DLC『鉄の章』ではデビルズに所属する技術部隊、スプライサーがZIVAと呼ばれる黄金時代の技術を利用して自らを強化し、ガーディアンに戦いを挑んだ。

ハウスオブウィンター

ハウスオブウィンターは金星で活動しているハウス。ハウスオブデビルズに並ぶ強大なハウスであり、金星の黄金時代の廃墟、イシュタルアカデミーを漁っている。

ハウスオブウルブズ

小惑星帯に存在するリーフで活動していたハウス。かつてリーフの女王が率いるアウォークンの軍隊との戦争に敗れ、女王の支配下に入ったハウス。アウォークンと共存しているとは言うものの実態は奴隷に近い待遇だったという。DLC『ハウスオブウルブズ』ではハウスオブウルブズに所属するスコラスがフォールンの全ハウスを纏めて蜂起したが、女王の依頼を受けたガーディアンによって捕獲された。

ハウスオブキングス

謎に包まれたハウス。地球での活動が確認されているがハウスオブデビルズと協力することもなく単独で行動している。非常に強大なハウスだと言われているが全容が分かっていない。

ハウスオブエグザイル

月に拠点を置くハウス。ハウスと名乗っているが他のハウスから追放された流れ者のフォールンが集まってできた集団と考えられている。

ハウスオブジャッジメント

フォールンハウスの1つでありながらアウォークンと行動を共生し、女王をケルと称える。更にガーディアンたちに対し協力するハウス。本来は他のハウスの監視を行う特殊なハウスで、書記官であるバリクスは人間の言葉を話すことができる。

フォールンの階級

フォールンの厳格な階級社会は明確である。

プライム

プライムはフォールンにとって神である。強大な力を誇ったフォールン文明の生ける遺物であるサービター。超高度なテクノロジーを搭載し、物質やエネルギーをフォールンの生命維持に必要なエーテルに変換するのが役割であるが、巨大なものを特にプライムと呼び、フォールンは神として崇めている。

ケル

ハウスを率いるリーダーであり、王のような存在。サービターから優先的にエーテルを供給量されているため屈強で巨大な身体を持つ。

アルコン

プライムサービターとケルのやり取りを仲介する、司祭のような存在。実質的にケルに並ぶ実力と考えられる。

キャプテン

隊を率いる指揮官。短距離テレポートを使いこなす。

バンダル

経験豊富なエリート階級。キャプテンの代わりに小隊を率いることもよくある。スナイパー、暗殺者、偵察と何でもこなす。

ドレッグ

奴隷階級のフォールンであり、その証に四本の内二本の腕を切り落とされている。昇格することでフォールンの再生医療技術により二本の腕を取り戻すことができる。

兵器

シャンク

フォールンの代表的な兵器の一つがシャンクである。自立型戦闘ドローンでいくつか種類が存在する。

ウォーカー

フォールンの強力な兵器の一つ。歩く無人戦車。

スキフ

フォールンの移動船。光学迷彩を備えており普段は透明であるが、常に音を発しているため近づいていることが分かる。強力なアーク砲を地面に放つ。

ケッチ

フォールンの巨大母船。ハウスによって保有数は異なる。ケッチに乗ってフォールンは太陽系にやってきたと考えられる。

フォールンリーダー

リキシス・デビルアルコン

リキシスはハウスオブデビルズのアルコン。主人公が最初に遭遇するフォールンの有力者。死んだガーディアンの頭蓋骨を収集することで知られる。

セピックス・プライム

ハウス・オブ・デビルズが崇めているプライムサービター、セピックス・プライムは、コスモドロームの地下深くに棲んでいる。セピックス・プライムは忠実なる兵士に守られている一方で、短距離のテレポートや強力なエネルギー兵器など、自分自身も相当な戦闘能力を備えている。

ドラクシス・ウィンターケル

ハウスオブウィンターのケル、ドラクシスはバンガードにとって捕らえどころのない敵である。バンガードはその首に賞金を懸けている。

シミックス・プライム

ハウスオブウィンターのプライムサービター。遥か昔に破壊されたと噂されている。

アクソール・アルコンプリースト
ハウスオブウルブズのプライム・サービター、カリックス・プライムに仕えるアクソールは、シティの外に住む人類への容赦ない殲滅活動を開始し、リーフ全域でアウォークンの領土をいくつも破壊してきた。女王がウルブズに戦争を仕掛けた際、アクソールは生け捕りにされ、女王の管理下にある牢獄、エルダーズ・プリズンへと投獄された。

ガーディアンにドラクシス・ウィンターケルを打ち取られ、統率力を失ったハウス・オブ・ウィンターのフォールンの助けによって脱獄し、ハウスオブウィンターの新たな指導者として迎え入れられようとしていた。

スコラス

ハウスオブウルブズの一員であったフォールン。リーフ戦争の後、エルダーズプリズンに投獄された。しかしその後脱獄し、リーフに復習するため各フォールンハウスに協力を仰ぎ、強力なフォールン連合軍を作った。自身をケルの更に上の位である現在は存在しないケル王を名乗る。女王の依頼を受けたガーディアンによって捕獲された。

タニクス・スカード

エルダーズ・プリズンからアクソールを盗み出し、かつてのハンターバンガード、アンダル・ブラスクを抹殺したことで知られる傭兵タニクス・スカード。金次第でどんなフォールン・ハウスとも手を組むという。フォールンの間ではタニクスは不死で、肉体を伝説の宝庫から盗み出したテクノロジーと一体化させてもなお生きる狩猟のプロであると信じられている。

カリックス・リボーン

位の低いサービターのパーツを使って蘇ったカリックス・リボーンは、昔破壊されたハウスオブウルブズのプライムサービター、カリックス・プライムの統治に忠実なサーバントによって燃料補給されている。このサーバントは自分のエーテルも犠牲にするほどカリックスに強い忠誠心を見せている。現在はエルダーズプリズンに置かれている。

カリックス・リボーンは、信心深い囚人達にカリックス・プライムの復活として見られている。カリックスをリーダーにしてフォールンが団結するかもしれない。ウルブズが新たな力を手にするかもしれない。

サーベル 2

大改造されたシャンク。コスモドロームの瓦礫や破壊されたサービターのパーツから寄せ集めで作られた。権力を広げようとするアルコン達が、ウォーマインドのファイアウォールに侵入してそのシステムを制御するために改造したことが、どの報告を見ても明らかになっている。

スプライサー司祭コビック

黄金時代の禁断のテクノロジー、ZIVAを掘り起こしフォールンと融合させたハウスオブデビルズのスプライサー部隊のコビック。デビル・スプライサーのZIVAによる進化を可能にしたと考えられている。だが、コビックの野心は、フォールンという種族をエーテル不足の宇宙海賊から半人半機械の神に改造することに留まらなかった。その研究はさらに邪悪な道へと進み始め、ハイヴの謎めいた生態の凶暴な面を制御、兵器化する試みが行われた。

完成形セピックス
ハウス・オブ・デビルズはコスモドローム中で指揮官を倒されてきたが、神と崇められるサービター、セピックス・プライムの破壊ほど、デビルズに打撃を与えた勝利はなかった。だが、そのセピックスがZIVAで改良、完成された姿で蘇った。ハウス・オブ・デビルズをただの漁り屋からZIVAで強化された兵士へと進化させるだろう。

アクシス・アルコンプライム
アクシスはデビル・スプライサーの努力の結晶と言える。元々アルコンプリーストだったアクシスは、己をZIVAで神格化し、アルコンプライムとして姿を変えた。新たに生まれ変わったアクシスは、かつて持っていた夢や希望を捨て、代わりに機械の媒体を通して生きている。アクシスは信仰していた神もエーテルも捨て去り、新たな神として完璧他のフォールン達からZIVAが献上されるのを待っている。

長司祭ボシック
長司祭として、ボシックはデビル・スプライサーのNo.2として君臨し、アクシスに仕えていつか自分も神になろうとしている。ボシックはZIVAで体を改造したが、アクシス・アルコンプライムの神々しさが欠けている。ボシックはテクノロジーを使ってアクシスの体を作り、維持する存在。それ以上でもそれ以下でもない。

バリクス

ハウスオブジャッジメントの書記官であるバリクスは現在人類の味方であり、女王に忠誠を誓っている。フォールンでありながら人類の言語も操る。リーフ戦争の時にはハウスオブウルブズを裏切り、リーフに味方した。他のフォールンからは裏切り者と呼ばれている。

フォールンに対する考察

フォールンはかつてトラベラーの恩恵を受けて繁栄した種族だと思います。トラベラーが彼らの母星から去り、太陽系へ移動した後、何らかの要因で彼らの文明は衰退し、希望を求めてトラベラーのいる太陽系へ進出したと考えられます。そのためトラベラーを奪還するため人類と戦っているのではないかと思います。

テクノロジーは恒星間航行、テレポート、光学迷彩などを有し、他文明のテクノロジーを吸収して我が物とする一面を持つ。

フォールンの生命維持にはエーテルと呼ばれるエネルギーが必要であり、これはサービターによって供給される。サービターはフォールンと共生関係にある球体の機械でありトラベラーを模して作成されたのかもしれない。エーテルの供給が増えると身体が巨大化することが知られている。

ハウスの政治的指導者であるケルはかつてのフォールン文明における王族と関係があると考えられる。ハウス間は基本的に独立しており、必要に応じて協力する。

フォールン建築は岩山を融解し、その跡に円や曲線に成形した金属の建材で基地を建てている。

どうだったでしょうか？　今回はDestinyの異星人、フォールンについてでした。文化や社会まで細かく設定が作りこまれている印象です。しかし、ゲーム内では詳細な設定が語られることが少なく、人類がいかに情報が足りていないのかが分かります。そういった神秘的な部分もDestinyの魅力だと思います。