【ゲーム】Destinyの世界観
こんばんは、ナツです。
今回は僕が大好きなSFゲーム、Destinyについてです。
発売からすでに3年が経過しましたが海外では今でもプレイヤーが多く大人気作品となっています。残念ながら日本のプレイヤーはかなり減少してしまい海外との盛り上がりに温度差を感じます。
DestinyはFPSスタイルのアクションゲームですが何といっても重厚なSFストーリーが魅力的だと僕は感じています。今年の9月にはシリーズ第二作目となる『Destiny2』の発売が決定しました。それに合わせて第一作目の世界観やストーリーをまとめていきたいと考えています。そのため今後複数回にわたってDestinyについて触れていこうと思います。その際ネタバレも大いに含まれるのでご注意ください。
Destinyを知っている人でも知っていない人でもSFが好きならDestinyのストーリーを楽しめると思います。Destinyプレイヤーだけどストーリーはよく知らない、そもそも作品を知らないけどSFは好き、Destiny2のゲーム情報を見て気になっているけど前作をプレイしたことないからついていけるか不安、ガチプレイヤーだけど改めてストーリーを復習したいといった人にオススメです。
今回はDestinyの世界観についてご紹介します。
Destinyの世界
現代~黄金時代
始まりは我々が生きる現代よりちょっと未来。人類が火星に行けるほどのテクノロジーを有した時代から始まります。火星に降り立った人類は謎の球体物質を発見します。
その名も『トラベラー』。
トラベラーとの出会いは人類にとってまさに福音でした。
トラベラーは人類に高度なテクノロジーをもたらし、たちまち文明は発展していきました。火星と金星には次々と偉大な都市が建設され、水星は豊穣の星となりました。この時代は黄金時代と呼ばれています。
さらなる宇宙進出は必然でした……
"Destiny: Mars" Trailer
人類とトラベラーの遭遇。とてつもない神々しさですね。
暗黒時代~シティ時代
トラベラーとの出会いにより人類は驚異的な発展を遂げました。しかしその繁栄は終わりを告げることとなります。トラベラーには敵がいたのです。
物語ではトラベラーの敵を『暗黒』と呼んでいます。かなり抽象的な表現ですがゲームをプレイしても暗黒の具体的な正体は分かりません。何とも神秘的な存在ですが暗黒の脅威によって人類は衰退することとなります。この時代を暗黒時代と呼びます。
暗黒時代の記述は多くはありません。ただひたすら破滅に向かう時代でした。
しかし、どんな夜でもやがて必ず朝を迎えます。人類は復興の道を歩むこととなります。その時代がシティ時代です。暗黒の攻撃で機能停止したトラベラーは地球にありました。太陽系各地に散り散りとなっていた人類はトラベラーの元に集まり街を作りました。これが人類最後の都市、『シティ』です。
シティはエイリアンの攻撃に備えて高い壁を築きました。その時活躍したのがガーディアンと呼ばれる戦士たちでした。ガーディアンはトラベラーが機能停止する前に人類へ残した最後の遺産『ゴースト』によって蘇った過去の人間たちです。ゴーストは人格を持った小型のロボットのような存在で、日夜人間の死体を探し求めてさまよっています。そして人類の味方となるガーディアンになりうる人間の死体を見つけて蘇生させるのが主な役割です。ガーディアンとして蘇った人間は人類の脅威と戦うこととなります。
人類の時代、再び
月日が流れるにつれて、最後の街シティは徐々に繁栄していくことになります。そして人類が少しずつ敵対するエイリアンの脅威に対抗できる力を蓄え始めた時、プレイヤーはガーディアンとして旧ロシアの地でゴーストによって息を吹き返すことになります。
数百年ぶりに生き返った一人のガーディアンはゴーストに導かれるがままエイリアンを倒し、シティを訪れます。
シティに到着したガーディアンはガーディアンの指導者である預言者に人類の置かれている立場を聞き、エイリアンから太陽系を取り戻すための戦士として戦うことを決意します。
今までの人類はひたすら耐え忍ぶしかありませんでした。しかし、主人公のガーディアンが戦士として戦う決意をしたこの瞬間、人類が再び拡大する時代に変わったのです。
ここからはあなたの物語、後代まで語り継がれる伝説のガーディアンの物語の始まりです。
世界観の紹介のつもりでしたがプロローグの紹介みたいになってしまいました。ですが、プロローグだけでも濃密なSFの世界が想像できるかと思います。今回でDestinyに興味を多くの人にもっていただけると幸いです。
今後も不定期でDestinyのストーリーや設定について紹介できればと考えています。たちまちは登場する種族、エイリアンについての紹介とローケーションについての紹介を考えています。それと同時にストーリーについても少しずつ紹介していきたいと思います。